【失敗しない】ビデオ撮影で暗くならない方法!逆光を防ぐコツとは!?

撮影のコツ

ビデオカメラで撮影していると、撮りたい人の顔が暗すぎることありませんか?

どうして暗く映ってしまうの?」「どうやったら明るく撮れる?

ここでは、そんな疑問にプロのテレビカメラマンが分かりやすくお答えします!

映像が暗い!その原因は―

ビデオカメラで撮っている映像が暗くなる原因は、いくつか考えられます。

①そもそも暗すぎる場所

②設定が合っていない

③逆光による影響

それぞれの原因と解決法を見ていきましょう!

そもそも暗すぎる場所

当然のことですが、暗い場所で撮影すると、映像は暗くなってしまいます

例えば、街灯が少ない夜の道、電気が点いていない部屋など。

普段は意識しませんが、実は人間の目ってめちゃめちゃ優秀なんです。真っ暗な部屋でも、かすかな明かりが差していれば何となく見えますし、しばらくその場にいるとだんだん見えるようになってきますよね。

でも、ビデオカメラはそうはいきません。以前に比べるとかなり性能は良くなっていますが、それでも人間の目に比べたらまだまだです。

ビデオカメラにはそれぞれ「最低照度」と呼ばれるものがあります。単位はルクス(lux)で、「最低限、これだけの明るさのものが映りますよ」という数値です。その値が小さいほど暗い場所でも撮影できる、という意味なんです。

その「最低照度」を下回るものは、ビデオカメラには映りません。あなたの目には見えていても、映像には映らないということになります。

照明を使う

では、どうすればいいのか?

一つ目の選択肢は、「ライトを使ってその場所を明るくする」

…と言っても、一般の方が照明機材を使うというのは、あまり現実的ではありませんよね。機材を準備するのも大変ですし、そもそもライティングというのは専門的な知識や技術が必要ですから、慣れていない人が照明を使おうとしてもなかなかうまくいくものではありません。

それでも、暗すぎて何も映らない場合は、ライトを使うしかありません。コンパクトな照明機材もいろいろあるので、一つ持っていると便利かもしれませんね。

光源をさがす

二つ目の選択肢は、「すでにある光を活かす」というものです。

夜中の屋外でも、街灯の下はけっこう明るかったりしますよね。状況が許すのであれば、少しでも明るい場所を探して移動しましょう。

すでにある光源を利用することで、撮影のためにライトを照らすのとは違って、自然な明かりで撮影することができます。被写体が人であれば、撮られる側もライトを当てられるよりもリラックスできるかもしれませんよ。

暗いものは暗いままで

「暗いものは暗い」と割り切って撮影するのも一つの考え方ではあります。

そこが暗い場所なのであれば、ライトもつけず暗いままを撮影するのもいいでしょう。

ただ注意しておきたいのは、人の目で見た「暗い」と、映像に映る「暗い」とでは、質がまったく違います。人の場合、光がまったくない本当の「真っ暗闇」は滅多に遭遇しませんが、ビデオカメラでは暗すぎると画面がただ真っ黒になってしまいます。

映画やドラマでも「暗い場面」は出てきますが、プロの照明技師が緻密に計算したライティングによって撮影されています。「暗い場面」であっても、ただ暗い場所を撮るのではなく、暗いからこそ見える光(月明かり・街灯・隣の部屋から漏れる光など)を再現してライティングしています。

つまり、ただ暗いだけでは何も映らないということになってしまいます。やはり、暗い場所であれば「暗いなりの光源」を探すことが必要です。

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設定が合っていない

次に考えられるのは、設定が合っていなくて暗く映ってしまう、というものです。

ビデオ撮影において「明るさ」に関係する設定は、次のようなものが考えられます。

①アイリス(絞り)

②シャッタースピード

③NDフィルター

④「シーンモード」

アイリス(絞り)

まずは、アイリス(絞り)です。

アイリスというのは、取り込む光の量を調節する部分です。カメラに入ってくる光の量を、穴の大きさを変えることで調整しています。この設定が「マニュアル」になっていると、手動でアイリスを調整する必要があります。

シャッタースピード

シャッタースピードとは、「シャッターが開いている時間」のことです。

映像というのは、写真(静止画)を高速で連続して映し出すことで、動いているように見えています。その一枚一枚の写真を記録するときのシャッターが開いている時間によって、明るさは変わります。

ビデオカメラのシャッタースピードは「1/60(60分の1秒)」というのが基本です。シャッタースピードの値がそれより小さくなると、それだけ取り込まれる光の量が少なくなるので、画面は暗くなってしまいます。シャッタースピードの設定がマニュアルになっていて、「1/125」になっていれば明るさは約半分、「1/250」であれば4分の1の明るさ、ということになります。

シャッタースピードが原因で映像が暗いのであれば、「1/60」に設定し直しましょう。それ以上の「1/30」や「1/15」などに設定すると、今度は残像が残るような映像になってしまうのでお勧めしません。

NDフィルター

NDフィルターは、家庭用のビデオカメラにはついていないものも多いですが、上位機種や業務用のカメラには装備されていることがあります。

NDフィルターをたとえて言うなら、サングラスのようなものです。日差しが強い屋外と、真っ暗な部屋では、明るさに大きな差がありますよね。それをアイリスやシャッタースピードだけで調整するには機械的に限界があります。そこで、人がサングラスをかけるように、日差しの強い屋外ではNDフィルターを使って光量を調節します。濃度によって3段階ぐらいに分けられている場合が多いです。

屋内では、NDフィルターが必要ない場合がほとんどです。暗すぎる場合は確認してみましょう。

シーンモード

家庭用ビデオカメラには、撮影する場面を選ぶことでそれに適した設定にできる「シーンモード」の機能が付いているものも多いです。

その「シーンモード」が実際の場面と合っていないと、暗く映ってしまうことがあります。何かの「シーン」が選択されていると、液晶画面にマークが表示されていることが多いので、確認しましょう。

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「逆光」の影響

撮影したい人や物が暗く映ってしまうとき、よくあるのが「逆光」による影響です。

「逆光」とは、手前の人や物に比べて背景が明るすぎる状況です。ビデオカメラの明るさ(アイリス)の設定が「オート(自動)」のとき、画面の中で平均的な明るさに合わせてしまうため、背景が明るすぎると手前の人や物が暗く映ってしまいます。

明るさを「マニュアル」で操作する

逆光によって手前の人や物が暗いときは、明るさ(アイリス)を「マニュアル」にして手動で明るくします。

ただ、家庭用のビデオカメラには明るさをマニュアルに設定できないものも多いです。また、仮にマニュアルに設定できたとしても、撮影しながら明るさを手動で調整するのは至難の業。ビデオカメラの撮影に慣れていない方にはお勧めしません。

「逆光補正」を使う

家庭用のビデオカメラには「逆光補正」という機能が付いているものがあります。

この設定を「ON」にすることで、背景が明るい場面でも、手前の人や物に合わせて暗くなりすぎないようにしてくれます。

ただ、この機能にも限界があります。あまりにも背景が明るすぎたり、手前の人や物が画面上で小さすぎると、やはり暗くなってしまうことがあります。

明るすぎない背景を選ぶ

逆光によって暗くなるという現象は、背景が明るすぎることによって起こります。ですから、逆光が強すぎる場合は、撮影する向きを変えたり場所を変えることで明るすぎる背景を避けるようにしましょう。

室内で人を撮影するとき、窓を背景にして撮ると窓の外と室内の明るさに差がありすぎて、どうしても手前の人物が暗くなってしまいます。その場合は外の景色を背景にするのをあきらめて、室内の壁を背景にするしかありません。

また、アングルを変えることでも逆光を防げる場合があります。日中の屋外で、人を下から見上げて撮影すると、明るい空が背景となって「逆光」の状況になってしまいます。そこで、カメラを目線の高さまで上げることで、背景が街や木など、空に比べて暗いものになり、逆光を防ぐことができます。

手前の人物を明るくする

もう一つの考え方は、「明るい背景に合わせて、手前の人や物も明るくする」というものです。背景と同じように手前も明るくすることができれば、「逆光」という状況は無くなりますよね。

手前の人や物を明るくするには、ライトを当てるか、自然光(すでにある光源)を活かすという方法が考えられます。

ただ、部屋の中から外の景色を背景にするような場合、室内の人や物を外と同じように明るくするにはかなりの照明機材を使わなければいけません。それほど屋外と屋内の明るさには差があるんです。

一般の方がそのような大量の照明機材を使うのは現実的ではありませんよね。その場合は、背景を真後ろに背負うのではなく、手前の人に外光が当たるように斜め横の位置から撮影してみましょう。外の景色は完全には映り込まないかもしれませんが、外光が当たることで手前の人も明るくなり、逆光の状況を避けられる場合があります。

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まとめ

・暗い場所では自然の光源を探す

・ビデオカメラの設定を確認する

・逆光を避けて撮影しよう

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