【子どもを撮る】初心者でも失敗しないためのコツとは

撮影のコツ

日々成長する子どもの姿は、動画や写真に撮って残しておきたいものです。

今はスマホでいつでもどこでも撮影することができるので、誰もが「カメラマン」ですよね。

今回は、子どもを撮影するときに知っておきたいポイントをご紹介します。

これまで、「ビデオカメラはもちろん、スマホでも動画や写真をほとんど撮ったことがない…」というお母さんお父さんでも大丈夫!簡単なコツさえ知っていれば、誰でも上手に撮れるようになりますよ!

子どもと同じ目線で

子どもを上手に撮る方法。

いちばん大事なのは、「子どもと同じ目線」で撮影するということ。これに尽きます。

自然な表情が撮れる

では、なぜ子どもと同じ目線だと、いい映像・写真が撮れるのでしょうか?

それは、目線を同じ高さに合わせることで、「自然な」表情をとらえることができるからです。

ふだん私たち大人も、会話をするときの目線はほぼ同じ高さになりますよね。目線を合わせることによって、相手もリラックスできるという効果があります。

身長差がある子どもに対しても同じです。ただ物理的に「いいアングル」というだけでなく、子どもを安心させ、もっともリラックスした表情を引き出すことができるはずです。

空間の奥行きが出る

子どもの目線にあわせて撮ることで、もう一つ良いことがあります。

それは、「奥行きが出る」ということです。

上の写真を見てください。子どもと大人の身長差そのままに高い位置から子どもを撮影すると、その背景は「地面」になってしまいますよね。子ども以外には、ほとんど砂しか写っていません。

ですが、カメラを下げて同じ目線で撮ってみると、どうでしょうか。背景が「まわりの風景」に変わりました。地面の砂しか写っていなかった1枚目と比べて、公園の様子や後ろの建物、遠くで遊んでいるほかの家族まで写っています。ただ目線を下げただけで、写真に奥行きが出たのがお分かりいただけると思います。

これがとても大切なことなんです。

背景に奥行きが出るということは、「背景が遠ざかる」ということです。それによって背景のピントがボケて、相対的にピントの合っている子どもの表情がより際立つことになります。背景が地面の場合と比べると、立体感のある映像や写真になるんです。

まわりを描写できる

また、背景が広がることで、まわりの状況を描写することができます

何年かたってからその映像・写真を見たときに、当時あったけど今はなくなってしまった建物や風景に気づきます。「変わってしまったもの」や「変わらないもの」を意図せず発見して、「時間の流れ」を感じることができるんです。

人は単純に独立して存在しているのではなく、「この街の中で」生活しているのであり、「この部屋で」過ごしてるということです。映像や写真には、そんなことを実感させてくれる効果があります。

子どもの成長は家族の成長であり、その過程を記録する映像や写真だからこそ、子どものまわりにある「背景」も大事にしてみてくださいね。

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まとめ

今回は、動画や写真の撮影に慣れていない方に、子どもを撮るときにこれだけは押さえておいてほしいポイントをお話ししました。

もちろん、細かい話をするともっといろんなテクニックがあるのですが、まずは「目線の高さ」を意識して撮影してみてください。これまでとは違った映像や写真が撮れると思いますよ!

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