子どもの成長記録やスポーツの撮影に欠かせない家庭用ビデオカメラ。
「手に入れたいけど、どれがいいか分からない…」と悩んでいるあなたに、各メーカーの特徴や、最新のビデオカメラをご紹介します。
メーカーによって特徴は?
現在の家庭用ビデオカメラ市場は、はっきり言ってSONYとPanasonicの2強です。
日本ではこの2つのメーカーが「売れている」のは間違いありません。ですが、それ以外のメーカーもそれぞれ特徴を持ったビデオカメラを出しているので、ここでは各メーカーの特徴をご紹介しましょう。
なお、あくまで私個人の主観に基づいたものですので、あしからず。
SONY の「画質」と「手ブレ補正」
国内のビデオカメラ市場における2強の一角、SONYのビデオカメラは、総合的に申し分ない機能と性能を持っています。
中でも、「画質」と「手ブレ補正」に関しては一級品です。
高性能なイメージセンサーによって自然で美しい映像を再現しています。また、SONY独自の「空間光学手ブレ補正」によって、ビデオ撮影に不慣れな人でも滑らかな映像を撮影することができます。
バリエーションも充実しているので、それぞれの用途に合ったビデオカメラを選ぶことができます。
また、SONYは初心者にも使いやすい編集ソフトも出しているので、「撮った映像を編集したい」と考えている人にもおすすめです。
Panasonic は「初心者」にもおすすめ
国内でSONYに引けを取らないシェアを持つPanasonicも、「画質」や「手ブレ補正」を含めて非常に高性能なビデオカメラです。
加えて、ビデオカメラに慣れていない初心者の方でも使いやすいのが特徴です。
ボタンの配置やメニュー画面はシンプルで操作しやすく、慣れていなくても使いやすいように作られています。
また、ピントを自動で合わせる「オートフォーカス機能」も高性能で、撮影に自信がない人でも簡単に操作することができます。
コスパの良さや、充実したカラーバリエーションなどもPanasonicの特徴です。
JVC の「耐久性」と「スポーツ撮影」
JVCケンウッドはとてもユニークなビデオカメラを出しています。
「Everio(エブリオ)シリーズ」と言えば聞いたこともあるのではないでしょうか?低価格な上に、何よりも「防水・防塵」という家庭用ビデオカメラではなかなか無い耐久性が特徴です。
残念ながら「Everio」シリーズは2021年で生産を終了していますが、ネットでは今も購入することができます。
また、近年ではスポーツ撮影に特化したビデオカメラを販売しています。あとで紹介しますね。
Canon は新たに「ブログ撮影用」
CANONもJVCと同様に、2017年に家庭用ビデオカメラから撤退しました。
しかし、「業務用」は製造を続けており、しかも「業務用」としては比較的手が届きやすく使い勝手の良いビデオカメラが揃っているので、より高いレベルの映像を撮影したい方にはおすすめです。
また、最近になって、気軽に動画が撮れるブログ撮影用のカメラを発売したんです。家庭用ビデオカメラとしては6年ぶりの新製品ということで、注目です!
KEIYO が低価格で「4K」を実現
KEIYO(慶洋エンジニアリング)というメーカーが、低価格な4Kビデオカメラを発売しています。
「4Kのビデオカメラを買いたいけど、そこまで予算がない」という方は、このあと紹介していますので、チェックしてみてくださいね!
おすすめビデオカメラ 10選
ここまで、ビデオカメラを選ぶときに押さえておきたいポイントや、各メーカーの特徴を見てきました。
ここからは、おすすめのビデオカメラをご紹介していきます!!
SONY 「AX45A」
SONYの技術を凝縮したビデオカメラです。
4K撮影や手ブレ補正はもちろん、ズーム機能も「光学20倍」と充分。この価格帯でこの高性能というのは、おすすめしないわけにはいきません。
初心者の人でも使いやすく、子どもの成長や、家族の思い出をしっかり残すことができますよ。
SONY 「CX680」
「もう少し気軽に撮影したい」という方にはこちら。
高性能な「手ブレ補正」はそのままで、軽くコンパクトになったビデオカメラです。
小さくても、本体に記録できる内蔵メモリやバッテリーの容量は充分です。
価格もお手ごろで、気軽に撮影したい方にはおすすめです。
SONY 「AX700」
家庭用ビデオカメラの中ではかなりの上位機種です。
「業務用」にも引けを取らない高画質で、暗い場所でも明るく撮れるのが特徴。また、ピントを自動で合わせてくれる「オートフォーカス」も反応が早くかなり高性能です。
外光で見えにくくなる液晶パネルだけでなく、直接のぞき込めるビューファインダーも付いていて、レンズの周りには手動でピントを合わせることができるレンズリングも。
より高いレベルを目指して、プロの世界に一歩近づきたい方におすすめです。
Panasonic 「VX992MS」
Panasonicの家庭用ビデオカメラの代表格です。
軽量・コンパクトで長時間の撮影や持ち運びにも便利な設計ですが、「4K撮影」「光学20倍ズーム」「手ブレ補正」など機能は充分。
初めての方でも使いやすくなっていて、女性の方からも人気のモデルです。
Panasonic 「V495M」
2023年7月に発売されたこちらは、前出の「VX992MS」よりもさらにコンパクトな超軽量モデル。撮影時の重さが約300グラムと軽く、長時間の撮影でもラクチンです!
さらに、驚くべきなのは「光学50倍」という高倍率ズーム。運動会や発表会など、わが子に近づけないシチュエーションでもストレスを感じることなく撮影できます。
初心者にとって使いやすいPanasonicの優しさがギュッと詰まったビデオカメラです。
Panasonic 「VX2MS」
このビデオカメラの特徴は、なんと言っても「超広角」!!
ズームしていない状態=ワイド端が「25mm(35mm換算)」というのは、画面が広角で、かなり広く撮影できる!ということです。これ、けっこう大事なポイントで、「狭い部屋で大人数が集まっていても画面にみんな入ってる!」というふうに、とっても使い勝手がいいんです。
「4K撮影」「光学24倍ズーム」など、機能も充実していておすすめです。
JVC 「Everio GZ-RX690」
JVCケンウッドの「Everioシリーズ」。
防水・防じん・耐衝撃・耐低温を兼ね備える「QUAD PROOF(クワッド・プルーフ)」を搭載していて、水深5mの水中でも撮影できるという優れもの。
さらにWi-Fi機能もついていて、スマホと連動して動画転送やシェアすることもできます。
残念ながら、「Everioシリーズ」は2021年をもって製造を終了しましたが、ネットではまだ手に入れることができるため、根強い人気があります。
JVC 「GY-TC100」
スポーツの撮影に特化して作られた珍しいビデオカメラ。
「光学40倍」という、スポーツの撮影に求められる高倍率ズームを備えているだけでなく、練習中に自分のプレイをすぐに再生してフォームをチェックできる「遅延再生」や、離れたところで撮影している俯瞰の映像を手元のタブレットで見ることができる「リモートレビュー」など、様々な機能を搭載しています。
もちろん、防水・防塵などの機能も備わっているので、JVCならではの強靭性も健在です。
少年野球やサッカーなど、主にスポーツの撮影をするという方にはおすすめのビデオカメラです!
Canon 「PowerShot V10」
2017年以降、家庭用ビデオカメラから撤退していたCanonが、2023年7月に発売した最新のビデオカメラです。
ビデオカメラと言っても、ポケットサイズで簡単に持ち運びができ、それでいて4K撮影ができるという優れもの。さらにレンズはワイド端「19mm(35mm換算)」と、超超超広角で撮影できます!
Wi-FiやBluetoothの機能がついていて、アプリを使えば簡単にライブ配信ができるなど、ブログやSNS投稿のために作られており、「今後、ビデオカメラってこんな形になるのでは!?」と思わせる、次世代のビデオカメラです。
KENYO 「AN-S101」
「慶洋エンジニアリング」という、あまり聞きなれないメーカーが出しているビデオカメラ。だけど、あなどることなかれ。「4K」撮影を非常に低価格で実現した、コスパ最高!なビデオカメラなんです。
コンパクトで軽く、持ち歩きに便利。また、暗い場所で活躍する「赤外線ライト」や、自撮りや家族写真を撮るときに重宝するリモコンも付いています。
「ビデオカメラにあまりお金をかけられない、だけど家族の思い出は4Kで残したい…」という方に、とっておきのビデオカメラです!
まとめ
初心者でも使いやすいものや上級者向けのもの、様々なシチュエーションに特化した変わり種まで、最新のビデオカメラをご紹介してきました。
子どもの成長や家族の思い出をしっかり残すために、それぞれのご家庭に合ったビデオカメラを選んでくださいね!
「何を基準に選べばいいか分からない…」「どのメーカーがいいの?」という方は、こちらもチェック☟
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